どうしたのでしょう?
何かが心の中で起きましたか?
それとも説明できない感情がピアノに向かいましたか?
人が集い 慈しみや喜びを分かち合っていたピアノに、無意識にも何かしらの感情を抱いていたのかもしれませんね。
自分には うまく表現できないことがありましたか?
自分の本当の心を誰かと分かち合えませんでしたか?
この壊れた姿は「あなた達の悲しみ そのもの」です。
特に最初の衝動に駆られた人は、自分を見つめ、心底、自分を労わってあげてください。
この姿を見て重く背負うものがあるとするならば・・そして、今後の人生において ピアノと同様の慈しみを自分や周囲の人に与えられるとするならば・・多くの人々の大きな怒りや痛み、悲しみを抱え、このピアノは静かに最後の役割を果たすことでしょう。
消えない罪とともに。
時間をかけ 痛みを受け止め、丁寧に人生を歩んでください。
発足当初からの実行委員メンバーとして。
心からの願いです。そして、 いつの日か、この場所へ そっと立ち寄ってください。
ピアノは 優しい音色で・・あなたのこれまでに寄り添ってくれると。
そう信じている私です。