私が願うセレモニー音楽

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私が願うセレモニー音楽
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~「たくさんの花束、そして、一輪の お花のような音楽を」~

大学生の頃。

「もしものことがあったら、皆で陽気に お祝いしてほしい」と笑って話す父。

 一貫して自分の見識や哲学を通してきた父ですが、

「そういうわけにも」と話す、私達 家族に、

「では、あの歌を(いわゆる懐メロ!なのです)」

「・・気持ちは、とてもわかるけれど、なんだか雰囲気的に・・。

その想いが ずっと変わらないのであれば、私、その歌を、優しい雰囲気のピアノアレンジで即興演奏するよ」

あの時の、父の笑顔が焼きついています。

その頃から、ですね。

「フローラル ミュージック」の名は「たくさんの花束、そして一輪の お花のような音楽を」のコンセプトのもと つけました。

「たくさんの花束」・・結婚式などでの、お祝いの席で皆さんと共に分かち合う、喜びの音楽ももちろん・・

でしたけれど、どうしても私は

「一輪の お花」にも強く惹かれてしまう自分に気づいていました。

日常の生活においても、そうなのです。

決して華やかではないけれど、一輪挿しの 凛とした姿に

そして、数輪のお花の優しい雰囲気に心惹かれるのです。

 かけがえのない、大切な人とのお別れには、想いが残ります。

「あのとき、勇気をだしてお会いすればよかった」

ご親族であれば、

「伝えたい言葉があった」

「もう一度、声を聞きたい」など・・。

悲しいときには、「泣く」などの感情の流出が必要なのでは、と感じています。

音楽という、時間の経過に伴う目に見えぬ存在で感情の流出により、少し離れた地点にお気持ちを離してそして放していただき、少しずつ、少しずつ・・。

ご自分を、いたわっていただきたいと思っています。

そのようなセレモニー音楽を心に置き、活動の一つの柱として曲作り・演奏をさせていただけたらと思っています。

インタビュー記事が掲載されまして、県内の音楽家から嬉しいお電話をいただきました。

ぜひ、その場において ご一緒に、心を込めたセレモニー音楽をお届けできたら

このように嬉しいことはございません。

声楽家の方も・・ご遺族で歌声を捧げたいという方も・・

同じような気持ちでおります。

ポップス・クラシックを問いません。

プロの方、そして、とてもお気持ちの強い

ご親族・ご友人など・・。

出版・お花・セレモニー業界の方々とも気持ちを同じくする方々とのご縁を少しずつ丁寧に広げていけたらと心より願っております。

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